昨日北朝鮮から二発の飛翔体が発射されたとのニュースがあった。




北朝鮮が25日早朝、短距離ミサイル2発を日本海側に向けて発射した。韓国の合同参謀本部(JCS)が発表した。少なくとも1発は新型ミサイルとみられる。

JCSによると、ミサイルの1発目は午前5時34分ごろ、2発目は同5時57分ごろに発射された。

ともに北朝鮮東岸の元山(ウォンサン)市付近から発射され、少なくとも片方は約690キロ飛行して日本海(韓国名・東海)に落下した。新型ミサイルとみられるという。

金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長とドナルド・トランプ米大統領が6月末に、軍事境界線がある板門店で急きょ会談して以来、北朝鮮がミサイルを発射するのは初めて。

「日本に直ちには影響はない」

当初の発表では、ミサイルは約430キロ飛行し、最高高度は50キロに達したとされていた。その後、韓国とアメリカの分析により、少なくとも1発は「新しいタイプのミサイル」だと判明した。

日本の防衛省は、ミサイルは日本の領海に達しておらず、安全保障に直ちに影響が及ぶものではないと述べた。





このニュースで思ったのがJアラートがなぜ鳴らないのかという疑問であった。

がこれは以下の内閣官房の国民保護ポータルを拝見して分かった。

つまり今回はその要件ではなかったということ。

どのような場合にJアラートが使用されるのでしょうか。

A1

全国瞬時警報システム(Jアラート)は、弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性又は領土・領海を通過する可能性がある場合に使用します。
逆に、日本の領土・領海に落下する可能性又は領土・領海を通過する可能性がないと判断した場合は、Jアラートは使用しません。
なお、領海外の日本の周辺海域(排他的経済水域(EEZ)等)にミサイルが落下する可能性がある場合は、Jアラートは使用しませんが、船舶、航空機に対して迅速に警報を発します。